以前にこのような質問がございました。
「粗品とは一般的にどのような商品の事を指すのですか？」
「そもそも粗品とは何を意味するものですか？」
この質問を受けて、粗品に使う商品を探している方は、
粗品の意味から掘り下げて、商品を決めている方もいると言う事を知りました。
そこでこのような疑問にお答えすべく、分かる知識内で、
粗品についてお話しをさせていただきます。
※今更ですが、霜降り明星の粗品さんでは無く、ギフトの方の粗品です。
粗品とは漢字で見ると、粗末な品物と言う意味にとれます。
この意味は間違っていないのですが、これには日本人特有の
謙虚で控えめな意味を持ち合わせているのです。
例えば、贈答品をお渡しする時に「つまらないものですが」って
言い方がありますよね。
決して粗末なものをお渡ししていない、むしろお相手の事を想って
考えに考えて贈答品を決めています。
でも、この言葉を使う事が、ほぼ定番化されています。
もちろん、もらった側もお相手が謙遜している事を分かっていますので、
「つまらないもの」だとは思っていません。
つまり粗品とは、このような謙譲の意味を持ち合わせた言葉なのです。
なんか日本人らしい奥ゆかしさがあって良いものですよね。
あと、粗品とはどのような商品の事を指すのかと言う点ですが、
一般的には、ボールペンやタオル、洗剤や入浴剤が主に用いられています。
商品のジャンルに関しては、お客様の年齢や性別などいろいろあるので、
喜んでくれそうな商品をプレゼントすれば良いと思います。
例えば普段の生活の中で、こんな時に「あったらいいなぁ」って思う
商品ってありませんか？
欲しいけど、自分でお金を出して買うには躊躇するような商品！
私個人的にはこのような商品が当てはまります。
商品選定に煮詰まったら、自分自身に置き換えて
このような視点で考えてみるのも一つの方法だと思います。
よろしければ試してみてくださいね！
あと、気を付ける点として、あまり高価な商品は避けた方が良いです。
1,000円以上の商品になると記念品と言う分類になると思います。
粗品はお相手に気を使わせない、ちょっとしたお礼の品と言う点がポイントです。
このような意識を持って商品を考える事が大切だと思います。
あと最後に、景品表示法にはくれぐれも気をつけてくださいね。
実施するキャンペーンによって粗品や景品の上限金額が決まっています。
詳しくは消費者庁のホームページで確認してくださいね。
長々となりましたが、粗品選びの参考に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
これからも情報発信をしていきますので、暇つぶし程度にご覧くださいね。
